コミック実写化レビューpart1 映画「アイアムアヒーロー」 レビュー【非ネタバレ|感想|評価】 90点
なんかよく分からん映画祭で絶賛されてるらしい、シッチェス国際映画祭ってなんだよ、聞いたこと無いぞ。
そんなことはまあいい、R15をめっちゃ推してるって事で気になっていたのでこないだ珍しく友人を誘ってきたよ。
アイアムアヒーローのあらすじ
漫画家アシスタントとしてパッとしない日々を送る、35歳の鈴木英雄(大泉洋)。そんな彼の恋人が、人間を凶暴に変貌させるウイルスに感染して襲い掛かってくる。慌てて趣味の射撃で所持する散弾銃を手に外に飛び出す英雄だが、街はZQNと呼ばれる感染者であふれていた。出会った女子高生・早狩比呂美(有村架純)と逃げるが、彼女は歯のない赤ん坊のZQNにかまれて半分ZQN半分人間という状態に。比呂美を連れてショッピングモールに逃げ込んだ英雄は、そこで藪(長澤まさみ)という勝気な看護師と顔を合わせる。(引用)
ちなみに私は原作未読だ、でも結構省かれたシーンは多いみたいだね、まあ実写化には改変は当たり前のように伴うから仕方ないね。
感想
グロい、ほんとグロイ、しかも初っ端から
おびただしい量の血!臓物も体中からハミ出しまくり!
そうですね、ウォーキング・デッドってドラマあるでしょ、アレくらいにはいっぱい血が出ます、恋人と行く方は要注意っすよ、ほんとグロ弱い人は吐くと思います、それくらい。
最初の方は不穏な空気を張り巡らすだけなんですよ、新種のウイルスとか土佐犬をカム人間とか、でもね鈴木英雄の恋人「てっこ」がZQNとなり英雄に襲うシーン、あれから物語は急加速していくわけです。ちなみに序盤こそドッキリシーンが多めですが、終盤になるうちにその要素はだんだん薄れてきます。
邦画の実写化にしては頑張った感じ、
というか、コミック実写化のお手本のような出来です。
テラフォーマーの監督はこれを見るべきだと思う。
違和感の無いクオリティーの高いCG、迫力満点の戦闘シーン、随所に散りばめられる空気抜きのようなコメディーシーン、僕が見た実写化(邦画)の中では一番おもしろかったと思います。
ちょっと端折り過ぎかも?
実写化の呪いで仕方は無いのですが端折り過ぎな一面がありました。
なぜそうなったの?というシーンがかなり少ないです。
- 比呂美は何故完全なZQNにならないのか?
- 何のウイルスなの、どこから発生したの?
- 井浦と藪の関係
と上記以外にも結構あります、突っ込みどころではないんですが説明不足感が否めません。
総評
いやまあそんなこと分かってるんですが、とりあえずこうですね…
何度も言うけど実写化の中で最も面白いと思います、「進撃の巨人」「テラフォーマーズ」の監督は絶対見ないといけないよ、マジで
あと 大泉洋の演技が非常に良かった。
英雄の35歳、アシスタントのダメな奴