Line to Ling

ロックと映画とか、レビューしたいね

凛として時雨の色彩表現の凄み【grewとorangeと紫】

凛として時雨

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の演奏技術はすごいし、345も可愛い、ピエールのドラムは頭がおかしいし、TKのギターはめちゃくちゃうまい、そんなこと散々言われてきた。

 

しかし歌詞にはフォーカスしないのだ。まあはっきり言って意味不明だからだろう。

というわけで今回は時雨の「歌詞の凄み」について語っていく。(特に色に焦点をあてて)

 

色彩表現

 

 

赤い 赤い 目で指す 青い靴

かかとを見た  (赤い誘惑)

 ひとつ目はこれ、この歌詞は時雨にしては珍しい「赤」と「青」という色である。

赤い誘惑は自殺をテーマにした歌だそうだ。

「色」から感じられる不穏が犇々と伝わってくる歌詞だ。

 

迷い込んだ orange plus me

ちょっとしたスピードで僕は遠いオレンジに連れて行かれた  (mib126)

いやどんだけorangeって言葉使うんだよって思うよmib126

凛として時雨の歌って基本的に(この歌も)イメージ的には黒色とか灰色なんですよ、

その黒の世界にオレンジという色を挿入させて2色の世界にしてると思うんです。

個人的解釈ではorangeは夕景の事を指してるんじゃないかな、と思ってます。

ちなみに2番目に好きですこの歌。オレンジプラスミィィィッィィィィ!

 

灰色と紫のフリをしている僕にだけ 少し夢を見させて (DISCO FLIGHT)

TKの世界観は基本的に2色だ、この歌詞も灰色と紫の世界なのである。

でもね、この歌詞本当にイミガワカラナイ。

紫色のDISCO FLIGHTってなんだよ。